30半ばで台湾留学

広告業界で働きまくって12年。日本を飛び出したい想いが抑えきれず、30代半ばでまさかの休職→台湾留学!

「野菜が食べたい!」台湾は野菜不足に陥りがち

おいしいおいしい台湾料理

 

けれど台湾で暮らしていると、

食べるご飯のだいたいが

米、麺(とか小麦系)、肉、海鮮、大豆(豆腐や豆乳)、卵

  

野菜が全くないわけではないのですが、

「野菜が食べたいなあ」とふと思うくらい、野菜の印象がありません。 

とくに生野菜

 

日本にいる時はそんなに意識してませんでしたが、

台湾に来るとカラダが生野菜を欲するようになるくらい、

生で野菜を食べません

 

台湾飯のお店はどこも野菜は炒めたり茹でたり、火が通っています。

生で食べるのは不安(農薬など安全性や衛生面で)と思う人が多いというのも

理由のひとつです。

 

対して果物は日本よりずっと安く、

新鮮で美味しく食べられるのに不思議です。

 

「燙青菜」と呼ばれる、青い葉物野菜(お店や季節によって違う)を

塩とニンニクで炒め茹で(?)したメニューはどこにでもあります。

こういうやつ ↓

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が、塩ニンニク味ってなぜだかあまり野菜感ないんですよね。

シャキシャキでおいしいんですけどねえ。

 

完全に生がいいとは言いませんが、

ちゃんと野菜の味がする、野菜の存在感がある野菜料理を食べたい!

 

人はカラダに足りないものを欲するようになっている

と勝手に思っているのですが、

「野菜食べたいなあ」と思うということは、

以前は野菜で採れていたはずの栄養が足りていないということ。

こういったカラダの欲求にはなるべく従わなくては・・・!

 

ということで、野菜不足に陥りがちな台湾で、

野菜食べたい欲を満たすにはどこに行けばいいのか?

が今回のテーマです。

 

ちなみに野菜不足は台湾に住んでいる日本人あるあるだと思います。

みんな口を揃えて野菜が足りない! と言います。

 

 

1、火鍋

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まずは台湾飯の定番、火鍋です。

火鍋なんで煮ちゃいますが、もりもり野菜が食べられる料理のひとつです。

どんな野菜でも、鍋にしちゃえば食べられます。

なんなら肉いらないんで(練り物と豆腐類は必須ですが)、野菜をいっぱいください。

と言いたいくらい、野菜をおいしくたくさん食べられます。

 

ちなみに台湾で「火鍋」は鍋料理全般のことを指すので、

写真のような麻辣火鍋、とは違う種類の火鍋が数多くあります。

澄んだスープの寄せ鍋のようなものが最も一般的だと思います。

あとは酸菜白肉鍋、涮涮鍋(=しゃぶしゃぶ)、薑母鴨など。

一人鍋屋もけっこうあるんですよ。

 

写真は台湾の火鍋屋の中でも有名な「老四川」

大陸で食べるのに近い、本格的な麻辣火鍋が食べられます。 

goo.gl

 

 

2、カフェ

生野菜の代表であるサラダは、

カフェがいちばん確実に食べられる場所です。

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スタバにはなかった気がしますが、

食事もできるちょっとおしゃれなカフェに入れば

ホットサンドやパスタなどと並んで、サラダがメニューに載っています。

 

ただ、あまり頻繁に食べる気になれない理由がそのお値段。

サラダは、ホットサンドやパスタとほぼ同額なんです。

写真のサラダは200元(720円ほど)くらいしました。

それほど野菜って台湾では高いんですね・・・。

とくに生で食べられる新鮮できれいな野菜はお高いみたいです。

goo.gl

 

 

3、滷味

滷味とは、自分で選んだ好きな食材を、

さまざまなスパイスの入った特製のスープで煮てもらう料理。

店先に食材が並んでいるので、それをカゴに取っていきます。

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お店によっては肉や練り物などしかないところもありますが、

もちろん野菜が豊富にあるお店を選びます!

ブロッコリーやヤングコーン、知っているのより倍以上長いインゲンに、

名前のわからない台湾のおいしそうな野菜たち。

多種多様な野菜が並びます。

どの野菜も魅力的ですが、取りすぎ注意です。量が半端なくなります。

 

おいしく食べるコツはインスタント麺(わたしは王子麺が好きです)

練り物(お揚げでもOK)もしくは肉類を必ず1種類は入れること。

滷味は煮る時間が短いので野菜にはどうしても味がしみません。

(だからこそ、野菜を野菜としておいしく食べられるのですが。)

 

麺と練り物は味がしみるし、肉類はあらかじめ味がつけられているので、

最低でもどれか1つは入れておけば、味濃いめと薄めの食材が混ざり、

最後までおいしく食べられます。

 

オススメは師大夜市の「燈籠滷味」。

ここの滷味がクセが強すぎず、ほどよい味の濃さでおいしいんです。

これがまたビールによくあうんですねえ。

goo.gl

 

 

4、自助餐廳(素食)

「自助」とはセルフ、「餐廳」とはご飯屋さんの意味。

つまりビュッフェスタイルのご飯屋さんです。

ここではズラリと並ぶおかずたちの中から、

好きなものを好きなだけ選んで食べられます。

(お会計は品数で決まる店、重さで決まる店、店員さんのさじ加減で決まる店(笑)があります)

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なかでも「素食」と看板のあるお店がありますが、

この「素食」とはベジタリアン対応の料理です。

つまり野菜、卵、豆腐のみ。野菜天国です!

 

じつは台湾の菜食主義者は人口の10%ほど。

10人に1人の割合なので、多いですよね。

アジアでは2位だそうで(1位は30%で、ヒンドゥー教文化のインド)、

こういった素食のお店も多くみられます。

 

こういったお店の料理は台湾の家庭料理なので、

生野菜ではなく、やっぱり煮たり炒めたりですが、

おいしいお店はちゃんと素材の味がしながらも、

すべての料理が違った味付けになっています。 

 

追記:

毎日食べても飽きない、やさしい家庭の味。

ここは留学期間中もっともお世話になったお店です。

多い時には週4で食べていたかも・・・。

こんなお店が東京にもあればいいのになあ〜。

goo.gl

 

 

以上、台湾で野菜をたらふく食べようと思ったらどこに行けばいい?

というお話でした。

 

こうやって野菜をたくさん食べると、

今度はお肉を食べたくなってくるから不思議です。

 

ちなみにわたしは好き嫌いはほとんどありません。

味の好みはもちろんありますが(甘いものはあまり食べないとか)

肉も魚も野菜も、大好きです!

 

  

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