甘いモノ嫌いが好きな甘いモノ。夜市グルメ「地瓜球」と「木瓜牛奶」
わたし、甘いものがあまり得意ではありません。
典型的な酒飲み辛党です。
なんなら、野菜のくせに甘いサツマイモとかカボチャとか
なんなのコイツらと思っていたりします。
甘いけれど水分が多い果物は好きです。
なので、せっかく台湾にいても、
マンゴーかき氷とか(マンゴーのみはよく食べます)、タピオカミルクティとか、
あまり好んで食べたり飲んだりしないんです。
そんな完全「酒舌」のわたしが惚れ込んだ甘いものが
夜市にあります。
それが「地瓜球」と「木瓜牛奶」
どちらも台湾の夜市に行けば必ずといっていいほど売っているものです。
ちなみにこういった、夜市や街中などでサクッと食べられる軽食のことを
「台灣小吃(タイワン シャオチー)」と呼びます。
地瓜球 dìguāqiú
「地瓜」とはサツマイモのこと。
上でサツマイモのことディスってますが、笑
じつはこれ、サツマイモを練った生地を揚げたオヤツです。
中は空洞になっていて、外はサクサク、噛むとモチモチ。
台湾では、このモチモチとした食感のことを「QQ」といいます。
夜市なんかを歩いていて、看板に「Q」と書いてあったら、
なにか弾力のある食感の食べ物が売ってます。タピオカなんかもQQです。
この地瓜球のQQ感がたまらなくいいんです。
一口噛めばQQ食感。そしてほんのり甘くて素朴な味。
多くの店はその場で揚げたてを渡してくれます。
アツアツでほのかに甘いこいつをツマミにビールを飲むのも最高です。
お店によっては油くさいものもあるので、お店の様子をみて、
賑わっていそうな(=回転が速い=作り置きじゃない)店を選ぶといいかもしれません。
またお店によっては、
中にクリームやチーズ、肉鬆(肉でんぶ)などが入っているものや、
外側に何かフレーバーをかけるものもあります。
が、わたしは何も入ってない、何もかけない、そのままが好みです。
これが好きだけど日本にはないと、学校の先生(台湾人)に言ったら、
作り方めっちゃ簡単だから日本で売ったらどう?と言われました。
どなたか一緒に地瓜球でひと儲けしませんか。笑
木瓜牛奶 mùguāniúnǎi
もうひとつはドリンクです。
「木瓜」とはパパイヤ。
パパイヤと牛乳をミキサーにかけた飲み物です。
こちらでは、果物に牛乳を混ぜた飲み物があたりまえのようにあります。
イチゴやバナナは日本でも普通に見かけますが、
なんと西瓜牛奶(スイカ牛乳)なんてのもあります。
その牛乳ミックス飲料の代表(と勝手に思っている) のが木瓜牛奶。
イチゴやバナナよりも、スッキリとした甘味。
夜市を歩いていて見かけると、必ず買ってしまいます。
お店によって、加糖していたりしていなかったり、調整できたり。
個人的には甘すぎない方が、
パパイヤの味も牛乳の味もちゃんとしておいしいと思います。
こちらのパパイヤは日本で食べるより甘いので、
味がしなかったり物足りないということはないと思います。
木瓜牛奶とは話は反れますが、
台湾は果物が本当においしく、種類が豊富です。
そして季節によって市場にでまわっている果物も違います。
期間限定のおいしい果物たちをぜひ味わってみてください。
というわけで、甘いものが苦手なわたしが惚れ込んだ甘いもの2選でした!
ちなみに今回行った夜市はコチラ。