【中国文化大学 華語中心】ラストスパート
６月も半ばを過ぎ、
わたしの留学期間はあと１０日ちょっととなりました。
学校は、来週の１週間で次の１課を終わらせたら、
あとは再来週あたまの期末試験が最終日です。
台湾生活がついに終わってしまいます。
大学を出て就職してからひたすら前だけを見て働きつづけた１２年間。
１２年ぶりの学生生活は、
椅子に座っているだけで誰かが何かを教えてくれることの
ありがたさと貴重さを改めて実感しました。
勉強するのが、授業を受けるのが、こんなにも楽しいなんて。
学生時代は１ミリも思ったことなかったのに。
３ヶ月の台湾生活を一言で表すとしたら「輕鬆」
何にも縛られず、思いのまま、ゆったりとした時間。
期間限定という条件の影響もあると思います。
これが、訳あっての永住だったり、
これから台湾でどうにかして生きていかなくてはならない状況だったら
ここまでリラックスすることもなかったかもしれません。
夢が覚めていくのを感じながら夢を見ている感覚とでもいいましょうか。
さて、そろそろ起きる時間です。
元いた世界に戻らなければ。
と、いうわけで。
仕事の関係で期末試験の次の日には帰国しなければなりません。
当初は学期が終わってから１週間
休みを多めにとって台湾各地を回る予定だったのですが・・・。
なので、決めました。
期末試験、受けません！
この期末試験は、次のクラスへ進級するための成績に必要なテスト。
なので今学期のみで受講終了のわたしにとって、
３ヶ月の学習内容のまとめと振り返りにはなりますが、
正直受けても受けなくてもどっちでもいい試験です。
・・・ということに先週気がついてしまいました。
テストを受けずに、その期間を利用して
まだ行っていない台湾の地方を回ってみようと思います。
その方が価値と意義があると信じて。
花蓮、台東、墾丁・・・。
ああワクワクがとまらない。
ひとあし早い夏休みです。
というかこの３ヶ月が長い夏休みか。
