台湾の「端午節」は何をする?
旧暦の5月5日は、台湾で「端午節(duan1 wu3 jie2)」です。
今年は6月7日(金)が端午節にあたり、祝日となります。
わたしの通う中国文化大学の華語センターでも
端午節の活動(中国語でイベント的な意味)が行われました。
そこでもらった香包(香り袋)と粽型のキーホルダーと、粽。笑
ところで「端午節」って何?何をするもの?
ということで、今回は中華圏の三大節句のひとつである「端午節」について。
まず端午節には「粽」を食べます。
「粽(zong4 )」は「ちまき」。
豚肉や干しエビ、椎茸を使ったものもあれば、
紅豆(あずき)や緑豆(なにこれ?)、花生(ピーナツ)などを使った
甘いものもあります。
そして餅米を使い、おこわのようなものもあれば、
完全に餅状態で具が包まれているものも。
学校でもらったものは、肉そぼろがお餅にくるまれた、後者タイプ。
端午節が近くなってくると、さまざまな飲食店やコンビニで
粽の予約受付してますよ風なチラシを目にします。
また、有名な粽屋は大繁盛です。
そして「龍船」。
ドランゴンボートのレースを観戦するそうです。
これも代表的なイベントのひとつ。
さらに、「卵を立てる」。
卵を立てる?!
冗談かと思いましたが、本当だそうです。
しかも生卵です。
わたしも学校のイベントで挑戦しました。が、無理でした。
え、卵って立つのと思ったら、クラスメートの半数は立ててました。スゴイ
卵が立つと、その年は好運な年になるそうです。
また、最初の写真にもある「香包」は魔除けの意味があり、
昔の人は常に腰から下げていたそうです。
写真の香包にはお線香のような香りの粉が入っています。
はじめて経験した台湾の端午節。
「端午の節句」と同じ字なので、日本と同じように
男の子の健康を願うものかと思ったのですが、
上記の風習をみると、
日本の端午の節句とはまた由来が違いそうな気がします。
今後機会があれば、もっと詳しく調べてみます。
それよりまずは、この機会に
いろんな粽を堪能しようと思います。