30半ばで台湾留学

広告業界で働きまくって12年。日本を飛び出したい想いが抑えきれず、30代半ばでまさかの休職→台湾留学!

台湾で同性婚が可能に

今回は時事ネタについて書こうと思います。

 

5月24日に台湾で同性婚が可能になる法案が施行されました。

台湾のニュースでは連日報道されています。

24日の当日は250組ものカップルが届けを出したそうです。

 

朝ランしている公園で、

手を繋いでウォーキングしているおじいさんの2人組をいつも見かけます。

 

わたしの感覚的には、台湾の同性愛者数は、

日本とそんなに変わらないくらいの比率でしょうか。

が、日本以上に世間に馴染んでいる(いい言葉が見つからない)感じがしました。

社会に溶け込んでいるというか、変な目で見る人が少ないというか。

良くも悪くも他人のことを気にしない、おおらかな国民性もあるのでしょうね。

 

台湾の方々は実際どう思っているのでしょう。

わたしの周囲のみですがこんな意見を聞きました。

 

「台湾の同性愛者は実際周囲にも何人かいるし、よく聞く。

もしかしたら自由なネット環境のせいもあるかもしれない。

(これは大陸と比較しての意見ですね)」

 

同性婚は否定しない。

が、この制度がきっかけで同性愛者の移民が増えるのでは。」

 

だそうです。

いたって冷静な意見ですね。

 

 

ジェンダー問題は国際的にも大きなトピックです。

 

日本では2015年に渋谷区が初めて「パートナーシップ宣誓制度」として

実質上の婚姻制度を開始してから、

さまざまな市や区単位で導入が進んでいます。

 

国として(台湾が国かどうかという論争はひとまずおいといて)、

同性婚を認めた台湾。

もしかしたらジェンダーの面において

日本よりも一歩進んだのかもしれませんね。

 

 

話は逸れますが、最近観た台湾映画で

同性愛をテーマにした映画がよかったのでご紹介。

 

『誰先愛上他的(邦題:先に愛した人)』

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2018年の映画です。

死んだ父親の保険金の受取人が知らない青年で、

しかもその青年が父親の恋人だったという。

過干渉で神経質で窮屈な母親と暮らす少年が、

死んだ父親の恋人だという青年と出会い、

不思議な時間を過ごすことでひとつ大人になるお話。

 

死んだ父親も、恋人の青年も、少年の母親も、

みんなが自身を精一杯生きている。

その姿を垣間見た少年は、どう受け取り、どう消化するのだろう?

そんな映画でした。

  

予告編↓ 中国語ですが・・・

www.youtube.com

Netflixで観れます。

 

ちなみにわたし自身は女性で、男性が恋愛対象ですが、

同性愛については、嫌悪もなければ擁護をするわけでもなく、

実は特になにも思いません。

これだけ地球上に個性があれば、まあそういう人もいるよね、的な。

足が長い人もいれば、怒りっぽい人もいるし

辛いものが好きな人もいれば、スポーツが得意な人もいる。

のと同じくらいの。

 

・・・ちょっと違うかな?

 

でもまあ、そんな感じです。

 

 

  

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