台北で中医学を体験「生元薬行」
このGWで家族やら、友達やら、同僚やら、いろんな人が台湾に来ます。
まず第1陣(笑)に付き合って行った場所が面白かったのでご紹介します。
ところでみなさんは「中医学」という言葉をご存知ですか?
つまり中国の伝統医学のことですね。
漢方や針治療なんかはよく知られていると思います。
中医学では、体の不調を問診と脈で診察します。
この脈をみることを、脈診というんです。
医師が脈診をし、患者に合わせて
そして、この脈診を日本語でしてくれる中医診所が
迪化街にあるということで、行ってきました。
生元薬行
とても立派な門構え。
看板の「薬」の字が簡体字です。台湾なのにナゼ。
まず入って左側のカウンターにいる従業員のおばちゃんお姉さまの誰かに
日本人だということと、診察をお願いしたいことを伝えます。
この日は3人ほどいましたが、みんな日本語がしゃべれるようでした。
すると、裏にある診察室に案内されます。
新しいのか、とてもきれいでした。
診察室は2つ(つまり先生が2人)。
そこでまず診療代300元(1100円くらい)を払い、
問診と脈診を受けます。
先生は中国語しかしゃべれませんが、
カウンターにいたお姉さまが終始付き添い、
通訳してくれるので問題ありません。
そうして5〜10分ほどの診察を終えると、先生が処方箋を書き、
案内されるがまま、また元のお店へ戻ると、
今度はお店の右側のカウンターで漢方を調合してくれます。
水色のおじちゃんは地元の常連さんのようでした。
薬は処方にもよりますが、2000元くらい(7200円)だったかと思います。
みたところ、500mlくらいの容器2つ分に
粉末状の薬がみっちり入っていました。
また、処方箋をとっておけば、
薬がなくなったら通販もできるようです。
効果のほどは・・・わかりません。笑
まあ漢方なんで飲み続けてなんぼですね。
血の巡り(身体の不調のだいたいの原因がこれか、肥満だと思う)などによる
さまざまな不調を、自然由来のもので根本から見直していく漢方。
わたしも最近注目(勉強してみたいな、と)しているので
今回はおもしろかったです。
生元薬行の名刺の裏情報によると、診察時間は9-12時、14-17時。
火曜日と水曜日は休診のようです(2019年4月現在)のでご注意を。
余談ですが、こんな物も売ってました。
美白パック。笑
なんかわかんないけど、めっちゃ効きそう・・・!
そもそもなぜ、
同行者が中医学に興味をもったのかというと、
実はコレだそうです。
A Taiwanese Tale of Two Cities | Netflix Official Site
Netflixオリジナルドラマ
「双城故事:彼女たちの二都物語」
この主人公の女性の家が中医診所(本人も中医学医師)なんですね。
ちなみにこのドラマの舞台になった地域が
大稲埕・迪化街という地区で
ロケ地の家が展示場(人が住んでいるらしく、中には入れなかったですが、
入り口が解放され、1階が見渡せるように)になっていました。
このあたりの地区は、わたしも元々大好きなので、
ひとまずこのドラマを観てみようと思います。
生元薬行
103台北市大同區南京西路181號