30半ばで台湾留学

広告業界で働きまくって12年。日本を飛び出したい想いが抑えきれず、30代半ばでまさかの休職→台湾留学!

台北で中医学を体験「生元薬行」

このGWで家族やら、友達やら、同僚やら、いろんな人が台湾に来ます。

まず第1陣(笑)に付き合って行った場所が面白かったのでご紹介します。

 

ところでみなさんは中医学という言葉をご存知ですか?

ja.wikipedia.org

 

またの名を「中国医学」「中国漢方医学」。

つまり中国の伝統医学のことですね。

漢方や針治療なんかはよく知られていると思います。

 

中医学では、体の不調を問診と脈で診察します。

 

この脈をみることを、脈診というんです。

医師が脈診をし、患者に合わせて

症状を改善する漢方薬を処方するのが、中医学の基本。

 

そして、この脈診を日本語でしてくれる中医診所が

迪化街にあるということで、行ってきました。

 

 

生元薬行

f:id:Saya_i:20190428001021j:plain

www.sheng-yuan.tw

 

とても立派な門構え。

看板の「薬」の字が簡体字です。台湾なのにナゼ。

まず入って左側のカウンターにいる従業員のおばちゃんお姉さまの誰かに

日本人だということと、診察をお願いしたいことを伝えます。

この日は3人ほどいましたが、みんな日本語がしゃべれるようでした。

 

すると、裏にある診察室に案内されます。

f:id:Saya_i:20190428001834j:plain

新しいのか、とてもきれいでした。

診察室は2つ(つまり先生が2人)。

そこでまず診療代300元(1100円くらい)を払い、

問診と脈診を受けます。

先生は中国語しかしゃべれませんが、

カウンターにいたお姉さまが終始付き添い、

通訳してくれるので問題ありません。

 

そうして5〜10分ほどの診察を終えると、先生が処方箋を書き、

案内されるがまま、また元のお店へ戻ると、

今度はお店の右側のカウンターで漢方を調合してくれます。

f:id:Saya_i:20190428002400j:plain

水色のおじちゃんは地元の常連さんのようでした。

薬は処方にもよりますが、2000元くらい(7200円)だったかと思います。

みたところ、500mlくらいの容器2つ分に

粉末状の薬がみっちり入っていました。

 

また、処方箋をとっておけば、

薬がなくなったら通販もできるようです。

 

効果のほどは・・・わかりません。笑

まあ漢方なんで飲み続けてなんぼですね。

 

血の巡り(身体の不調のだいたいの原因がこれか、肥満だと思う)などによる

さまざまな不調を、自然由来のもので根本から見直していく漢方。

わたしも最近注目(勉強してみたいな、と)しているので

今回はおもしろかったです。

 

生元薬行の名刺の裏情報によると、診察時間は9-12時、14-17時。

火曜日と水曜日は休診のようです(2019年4月現在)のでご注意を。

f:id:Saya_i:20190428002947j:plain

 

余談ですが、こんな物も売ってました。

美白パック。笑

f:id:Saya_i:20190428003512j:plain

なんかわかんないけど、めっちゃ効きそう・・・!

 

 

そもそもなぜ、

同行者が中医学に興味をもったのかというと、

実はコレだそうです。

f:id:Saya_i:20190428004251j:plain

A Taiwanese Tale of Two Cities | Netflix Official Site

Netflixオリジナルドラマ

「双城故事:彼女たちの二都物語

この主人公の女性の家が中医診所(本人も中医学医師)なんですね。

 

ちなみにこのドラマの舞台になった地域が

大稲埕・迪化街という地区で

ロケ地の家が展示場(人が住んでいるらしく、中には入れなかったですが、

入り口が解放され、1階が見渡せるように)になっていました。

このあたりの地区は、わたしも元々大好きなので、

ひとまずこのドラマを観てみようと思います。

 

 

生元薬行

103台北市大同區南京西路181號

 

  

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(台湾)へ
にほんブログ村


台湾留学ランキング