麺線が好きだ!
日本ではついに完全10連休の
平成最後、令和最初のGWがはじまりましたね。
台湾に旅行で来る方も多いかと思います。
そうか、わたしは令和を台湾で迎えるのか。
そんな方へ向けて、今日は台湾グルメ「麺線」のお話。
タイトルの通りなのですが、
数ある台湾小吃の中でも、わたしが特に好きなのが
麺線 miànxiànという食べ物。
麺線とは、素麺のような麺を煮込み、豚の大腸や牡蠣を入れた麺料理。
大腸麺線や蚵仔(=牡蠣)麺線、両方入っている綜合(=総合)麺線などとも呼びます。
とろとろのスープに、とろとろの麺。
麺自体は短いので、レンゲですくって食べます。
そんな大好きな麺線の、特に好きなお店をご紹介します。
阿宗麺線
言わずと知れた超有名店。
ほとんどの日本人が、はじめて食べる麺線がこのお店だと思います。
鰹節が効いていて、日本人には馴染みやすい味です。
注文は「大(ダー)」か「小(シャオ)」。
パクチーが入っているので、苦手な方は「不要香菜(ブヤオシャンツァイ)」。
(この写真の時はパクチーじゃなくて台湾バジルが入ってますね)
横に設置してある酢やニンニク、辣醬はお好みで(まずはそのまま!)
店舗は各地にありますが、少しずつ味が違うのはなぜなんでしょう。
やはり西門町のお店がおいしいと思います。
(他の店舗で食べたらちょっとホルモンが臭かった)
西門町店はイートインはないので、路上で立って食べます。
常に人だかりができているのは、その食べている人たち。
並んでいても一瞬で提供されるので、すぐ買えます。
東發號蚵仔麺線
饒河街夜市の中程にある麺線のお店。
メニューは麺線と油飯と肉羹の3つのみ。
油飯はおこわ。肉羹は肉のつみれの入ったとろみのあるスープ。
ここの麺線は少し甘め。たぶん玉ねぎの甘さだと思うのです。
腸の臭みはまったくなく、個人的には阿宗麺線よりも
食べやすい味なのではないかと思います。
わたしはこのお店の麺線に感動して、麺線好きになりました。
入った瞬間、注文を聞かれます。笑
注文(「ミェンシェン」と言うか、指差しでも大丈夫です)しながら席につき、
料理が運ばれてきたら、まずお会計をします。
お店の場所はちょっとわかりにくくて、
松山駅から饒河街夜市に入り、半分を少しすぎたあたりの左側にあります。
「百年老店」と書かれた看板と赤い提灯がかかっている狭い路地があるので、
勇気を出してその奥へ進んでいくとお店が。
実はこのお店、朝8時半からやっているので、
夜市は人が多すぎてちょっと・・・という方は時間をずらして来る、
もしくは17時ごろに来て食べたあとに
ポツポツと営業をはじめた、まだ人の少ない夜市を回るのもありです。
陳記專業蚵仔麵線
龍山寺の近くにあるお店。
めっちゃニンニク!です。ニンニク好きにはたまらない一品。
けれど味はくどいわけではなく、朝でもサラっと食べれちゃいます。
上記2店と比べて、より台湾っぽい味というか、クセ強めというか。
日本にはない味付けだと思います。
けれど大腸と牡蠣は臭みはなく、大ぶりでプリップリ。
まず店頭(=調理場)で注文し、お金を払ってから、
渡された料理を持って席につくシステム。
店内にも席はありますが、狭いので、半分は路面席。
暑い夏に外で熱い麺線。汗かきながら食べるのもなんかいいんです。
ちなみに隣がフランクフルト(台湾独特のちょっと甘いやつ)のお店で、
それも買って麺線といっしょに食べている人も多かったです。
台湾では持ち込みが当たり前のように許されます。
goo.gl
と、いうわけで
今回は麺線特集でした。
麺線のお店は、麺線専門のお店が多いためか、
注文もだいたい口頭で、席につく前にします。
ほとんどがサイズを選ぶだけか、メニューを指差しでOK。
そして、驚くほどお店ごとに味が全然違う!
一度、各店の麺線だけを食べ歩く旅とかしてみたいものです。
みなさんもぜひ、台湾に来た際は試してみてくださいね。