30半ばで台湾留学

広告業界で働きまくって12年。日本を飛び出したい想いが抑えきれず、30代半ばでまさかの休職→台湾留学!

日帰り観光「台中」篇

台北から日帰りで、台中を満喫してきました。

今回はそんな1日を、実際に行動した流れに沿ってご紹介します。

 

 

9:00 朝食「周記肉粥店」

龍山寺(一緒に観光した相手が泊まっていたホテルがそのあたり)集合

朝食は周記肉粥店で。

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茶色い。笑 この写真は去年の夏に行ったときのです。

今年はまだタケノコ(夏季限定)ありませんでした。

 

お粥は何も言わなくてもひとり1杯でてきます。(何杯ほしいか聞かれることもあります)

おかわりもできます。お会計の際に何杯食べたか申告制。

その他の注文は紙に記入。

紅燒肉(右上の肉の揚げたやつ)は必食です!

朝から揚げ物?と思うかもしれませんが、まったく脂っこくなく、

サクサクと軽い食感で朝から全然いけます。

 

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龍山寺だったら、原西園橋下焼餅油条もいいですよ。

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10:00 新幹線で移動

10時すぎ台北駅発の新幹線に乗って高鉄台中駅へ。

台湾では新幹線のことを高鉄(高鐵)とも呼びます。

新幹線は事前予約などは特にせず、台北駅に着いた時点で購入。

いちばん止まる駅の少ない新幹線が指定席がいっぱいだったので、各駅に。

乗車時間はそれでも1時間なので、全然OKです。

 

 

11:00 タクシーをチャーター

高鉄台中駅に到着し、彩虹眷村へ行くために乗ったタクシーを

その場の流れで1日チャーターすることに。

運転手のセールスに乗りました。

8時間で3500元(13000円くらい)

もうちょい安くならない?って聞いたけどダメでした。笑

 

まあちょっと高いですが、

台中はMRTもなく、移動はバスかタクシーなので、

チャーターしちゃった方がラクかなという判断。

たまたまタクシーがワゴン車で大きく、しかもキレイだったのも決め手に。

結果、正解でした。

 

運転手の宗哥(宗アニキ)は運転も台湾人にしては丁寧だし、

日本語はしゃべれないけれど、英語が少しと、

あとは翻訳アプリを使いこなしていて、

台中の見どころやおもしろい場所なんかをその都度解説してくれ、満足。

自撮り棒も貸してくれたし。笑

こちらの要求は、わたしのカタコト中国語で。

 

 

11:30 彩虹眷村

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台中ひとつめの目的地、彩虹眷村へ。

ここは、絵なんて描いたことなかったひとりのおじいさん(当時85歳くらい)

再開発で取り壊しが決まった村の家々の壁に絵を描き始め、

その絵が話題になり、取り壊しが中止になったという村。

 

「眷村」とは外省人と呼ばれていた、

中国大陸から逃れてきた中華民国の軍人とその家族が住んでいた集落。

日本統治時代の建物を利用した集落が多く、古い建物が残る地域です。

そんな時代背景なんかを知ってから行くと、

注意深く見ていけば、カラフルな絵の影に隠れて、

当時の生活の面影がひっそりと残っていることに気づきます。

 

ただ残念なことに、実は3年前にも一度行っているのですが、

その時よりもさらに観光地化していました。

3年前は最寄りのバス停まで10分ほど歩かないといけなかったし、

しかも1時間に1本くらいの頻度。

それが今や、目の前にバス停ができているわ、

お土産やさんがなんか増えているわ(というか村全体がショップと記念館みたいになってた)

おじいさんの画風を真似して新しく書き加えられているわ(これはさすがにナシ!)

なんだかちょっとさみしいというか、がっかりな気分。

けれど残っているおじいさんのオリジナルの絵は変わらず

とってもカラフルでパワフル

絵は実際に行って見てほしいので、写真はあまり載せません。

 

20分ほど散策(小さいのでそれくらいあれば充分)して、次へ移動。

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12:30 宝覚寺

次に向かったのがこちら。

 

台中って何があるんだろうと調べていてでてきたこのお寺。

すごい方がいらっしゃいました

 

笑顔でお出迎えされます。

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背中側。窓がいっぱい・・・!ちょっと気持ち悪い。

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戦後に行くあてのなくなってしまった日本人のお墓を

こちらのお寺が引きうけてくれたとかで、日本人が埋葬されているそうです。

だからなのか、日本人の観光客は多いらしいですが、

他の国の方々はあまり来ないようです。

運転手の宗哥も知らないようでした。

 

この日はお寺の敷地内でバザーをやっていて、

家族連れからお年寄りまで地元の方で賑わっていました。

 

15分ほどで観光終了。

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13:00 昼食「北港王鴨肉飯」

台湾人曰く、台中は美食の街。

台中ならではの美食を!

ということで訪れたのが北港王鴨肉飯。

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滷肉飯や雞肉飯はよくありますが、ここは鴨肉

北港とは台中よりもすこし南に位置する地域ですが、鴨肉が有名だそうで。

 

実は台中はまだ日本では情報が少なく、

おいしいお店情報もあまりでてこないのですが、中国語で検索すれば、

美食情報はたっくさん(台湾人・中国人は日本人以上に美食好き)。

中国語が少しでもできる方は検索してみてください。

 

13時にお店に到着すると、テイクアウトの人たちで行列が。

台湾で行列は本当においしい証拠です。

中も満席だったので、ちょっと待ってと言われ5分。

となりのドリンクスタンドで飲み物買っている間に席が空きました。

回転は早いです。

 

注文したのは鴨肉飯、鴨肉盤、海帯芽湯(ワカメスープ)

 

鴨肉飯がおいしい〜!

ご飯の下にタレが溜まっているので、混ぜてから食べます。

鴨肉特有のしっかりした歯ごたえで、味付けもしょっぱめ。

いままで食べた鴨料理の中でいちばんおいしいかも。

ビールが欲しくなります。(でも置いてません)

 

鴨肉盤(鴨肉を塩茹でしてタレかけたやつ)もすばらしい。

総合下水盤(モツの盛り合わせ)も頼めばよかったとちょっと後悔。

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14:00 国立台湾美術館

お腹も満足し、次に行ったのがこちら。

 

アジア最大級の広さの美術館。

なんと入場無料

 

展示されている作品は、台湾の現代アートが中心。

絵画や立体造形物、写真、映像など、いろいろありました。

ひとつひとつがゆとりを持って展示されていて、

空間自体が広いためか、人も少なく、じっくり展示を見れました。

 

正直、次の場所への時間調整のために寄っただけなんですが、笑

予想外に楽しめました。

 

また、子ども用のプレイルームなどの施設が充実していたので、

小さなお子様のいる子連れ旅にはもってこいだと思います。

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そうして最後、最大の目的地である次の場所は、

ここから車で1時間ほど移動です。

 

 

16:30 高美湿地

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今回の目玉。

ずーっとどこまでも続く湿地帯「高美湿地」

うすく張った海水による鏡面効果が、美しい風景をつくりだします。

台湾のウユニ塩湖とも呼ばれているそう。

晴れの日の夕暮れ時を狙っていくと、

とても幻想的で綺麗な風景が見ることができます。

特に風がないと最高(風があると水面が波立っちゃいますから)

こればかりは運ですが。

 

駐車場の横から伸びる桟橋をずっと歩いて行き、

いちばん奥から裸足(orビーサンでじゃぶじゃぶ入っていきます。

駐車場にはトイレと足を洗う場所がありました。

 

まあそれにしても人がたくさんいました。笑

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けれど、それすら気にならなくなるほどの広さ。

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わたしたちが行った日は風は強かったですが、

晴れていて、夕日が綺麗に見れました。

一眼レフカメラをもっていけばよかったと後悔。(ぜんぶiPhoneで撮ってます)

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夕日をあとにして、高鉄台中駅へまた1時間ほどかけて戻ります。

 

 

19:00 高鉄台中駅

駅には19時ごろに着きましたが、

新幹線は、特に予約はしていなかったのと、この日は日曜日だったので、

指定席が空いている電車が20:30以降。

(自由席でよければすぐ乗れますが、座れなそうでした)

それまで台中駅内にあるご飯屋さんで夜ご飯です。

台中駅にはファミレスや和食、チェーン店ばかりで

地元グルメっぽいのはなかったですが、こればかりはしょうがないですね。

(元気がある人は、台中駅で駅弁を食べてつなぎつつ、台北に戻ってから夜市に行くのもいいかも)

 

わたしたちが入ったのは「台湾食堂」というお店。

名前に反して、完全日本の定食屋でした。

セルフでおかずを選んでいって、

最後にご飯と味噌汁や麺が注文できるタイプのお店。

出汁巻とか塩鯖とかお浸しとか・・・。

あ、ビールは缶ですがありました。KIRINとサッポロ。

 

 

21:30 台北到着

20:30の新幹線に乗り、台北へもどってきました。

なんとこの日1日で歩いた歩数、18000歩

移動はずっとタクシーだったのでそんな感じしませんでしたが、歩いたなあ!

どうりでヘトヘトなわけです。

 

というわけで日帰り台中旅行。

だいぶ満喫できました。

宗哥曰く、台中はもっともっと面白い場所がたくさんある、とのこと。

 

台湾人の住みたい街ナンバー1の台中。

まだ日本では情報は少ないですが、これから注目の街です。 

 

 

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